2008/01/16

ダビング10

本日はMiAU主催シンポジウム「ダビング10を考える」に行ってきました。

私は普段TVはCNNつけっ放しだし
観てもNHKのニュース程度、地上波民放は殆ど観ず、
録画も全くといっていいほどしませんが、
それでもデジタルコンテンツの流通形態を決める本件は注目しております。

今回のシンポの趣旨は是非を問う前に基本的な情報を共有すること。
その狙いは正解だと思います。

特に上武大学大学院教授の池田信夫氏の
「無料放送にも制限をかけている現行のB-CAS制度の時点でそもそも誤り」
「ダビング10はその初期投資を回収しようという目論見でしかない」
「日本における政治的意思決定プロセスそのものに問題がある」
との言説は強烈ですが非常に論理的で説得力に富みます。

氏の毒舌とも言える言論パフォーマンスは賛否両論あると思いますが、
少なくとも論理的には非常に筋が通っており、
また根本的な問題を指摘し、その解決を促しているという点で私は支持します。


つーかホントそもそも何でB-CASカードなんか要るのよ。
たまに「カードが挿入されていません」とかいうエラーになって
家のオカンなんかは機械オンチなんでその度にパニクってますよ。

それでなくてもNHKのBS-hiデジタルなんかは画面左下に
「NHKに連絡せよ」なんて邪魔なメッセージだしやがるし。
そのくせワンセグなんて別にB-CASカードなんて要らないしね。

ほんと筋が通らんことが多すぎるよな、この国は。


[1/17追記]
詳細な記事が以下のサイトで読めます。
ITmedia「ダビング10とは何だ - MiAUがシンポジウム」
池田信夫blog「B-CASは独禁法違反である」

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